サステナビリティガバナンス

コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、「社訓」「基本理念」に基づき、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために、「コーポレートガバナンス・コードに関する基本方針」を制定し、コーポレート・ガバナンスの継続的な充実及び強化に取り組みます。
また、当社は、顧客、従業員、社会、株主等のステークホルダーからの負託に応え、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために、経営の監督と業務執行のバランスを取りつつ、透明・公平かつ迅速・果断な意思決定を行うことを目的として、コーポレート・ガバナンスの仕組みを構築します。

企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

当社は、会社法上の機関設計として、監査役会設置会社を採用しております。監査役は、取締役会や経営戦略会議等の重要な会議に出席し、経営の意思決定プロセスの適法性・妥当性を監視することにより、経営の透明性と健全性を担保しております。また、取締役の業務執行に対する監督機能の更なる強化を図るため、独立性を有する社外取締役及び社外監査役を選任しております。

コンプライアンス

当社は、お客様、従業員、地域社会、取引先、株主・投資家などのステークホルダー(利害関係者)に対し、法的・社会的・倫理的責任を負っています。グローバルに事業を展開している私たちにとって、ステークホルダーからの信頼は事業活動の推進に不可欠です。コンプライアンスはすべてに優先し、グローバル企業として世界から信頼され、従業員が誇りを持って働く会社を目指します。

公正競争に係わる法規を遵守

多数の国において「自由経済社会における公正かつ自由な競争」の維持、促進を通じて消費者利益を保護し、国民経済の健全な発展を確保することを目的とした法規が定められています。競合する事業者間での価格あるいは販売数量を拘束しあうカルテル行為は、法令違反として厳しく罰せられ、多額の課徴金も科せられ、違反したときに会社がこうむる損失は計り知れません。ミカサ商事グループは、事業活動を通じて各国の公正競争に係わる法規を遵守します。

  1. 価格問題が討議されるような同業者の会合には出席しない。
  2. 価格、販売条件、利益率、マーケット・シェア、市場分割、入札条件に関する協定、または紳士協定には参画しない。
  3. 取引先の再販売価格を拘束するような取引はしない。
  4. 優越的な地位を濫用したり、不当な条件を付した契約はしない。

反社会的勢力に対する基本方針

当社は、次のとおり反社会的勢力に対する基本方針を定め、役職員一同これを遵守することにより、業務の適切性と安全性の確保に努めます。

  1. 組織としての対応
    反社会的勢力に対しては、社内において「反社会的勢力管理規程」を制定し、代表取締役をはじめとする経営トップ以下、組織全体として反社会的勢力に対応します。
  2. 外部専門機関との連携
    平素から、警察、弁護士、企業防衛対策協議会、企業防衛対策連合会等の外部の専門機関と連携して、反社会的勢力の排除に取り組みます。
  3. 取引を含めた一切の関係遮断
    反社会的勢力に対しては、取引関係を含めて、一切の関係を遮断します。また、反社会的勢力による不当要求は断固として拒絶します。
  4. 有事における法的対応
    反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対応を行います。
  5. 裏取引や資金提供の禁止
    反社会的勢力による不当要求が、事業活動上の不祥事や従業員の不祥事を理由とする場合であっても、事案を隠ぺいするための裏取引は行いません。また、反社会的勢力への資金提供は行いません。
  6. 従業員の安全確保
    反社会的勢力による不当要求に対応する役職員の安全を確保します。

内部通報制度

当社グループ及び当社グループ役職員についての法令等に違反する行為等に関する情報に接した役員・従業員が、その情報を管理責任者、コンプライアンス担当部門又は外部相談窓口(弁護士)に直接提供することができる内部通報制度を構築します。

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